この他、テンプレートを用いて杭打設を行う場合や鋼製プラットホーム支柱の根固めとして支柱内に杭打設を行う場合もある。

そして、水中ではハンマーのラムの打撃力はアンビル下面の水の存在により減衰され、水深100m当り気中の打撃力の5%の低減が生じるといわれている。施工にあたってはハンマー自身やハンマー並びに杭に設置した加速度計や海底に据えた音響装置からの情報をモニターし、電算処理等を行い、杭支持力や施工状態が判断できるシステムが構築されているようである。

（3）水中ハンマーの仕様条件

国内での水中ハンマーの活用は海外とは異なり、当面、浅海域でのことと考えられるが、種々の海洋構造物の構想を考慮すると、水深100〜150mでの施工が考えられる。そして、構造物沈設時のアンカー用の架設杭や構造物の根固め杭或は構造物の滑動・転倒防止対策としての杭の活用が考えられる。

そして、対象水深を考えると、この程度の水深では波浪の影響も大きく、上記のPuppet

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